「上品で美味しい」と高評価
小倉山荘のお菓子を初めていただいたのは、職場の先輩からの差し入れでした。
箱を開けた瞬間、和紙風の個包装に上品な短歌が添えられていて、「ただのおかきじゃない…!」とちょっと感動したのを覚えています。
最初に食べたのは定番の「をぐら山春秋」。見た目は小さく可愛らしい一口サイズのおかきが8種類。
甘じょっぱいものからピリ辛系まで味のバリエーションが絶妙で、どれを食べても飽きないんです。
特に、黒豆入りの香ばしいおかきや、海苔を巻いた濃い醤油味のおかきはお気に入り。
口に入れるたびに「丁寧につくられてるなあ」と感じられる、繊細な味わいが印象的でした。
小倉山荘は、京都・長岡京に本店を構える老舗のおかき・あられ専門店で、創業は昭和26年。
和歌の文化にちなんだ商品名やパッケージが特徴的で、日本の美意識を大切にしながらも、現代の嗜好にも合った味を提供してくれます。
特に贈答用のラインナップは豊富で、季節ごとの限定商品や詰め合わせは、見た目の美しさと味の上品さから、幅広い年代に支持されています。
自分用にも後日オンラインで注文してみたところ、包装や手提げ袋もとても丁寧で、贈り物にもぴったりだと実感しました。
実際に、親戚へのお歳暮として送ったときも「上品で美味しかった」ととても喜ばれ、改めて“贈って間違いない”ブランドだと感じました。
普段はあまり和菓子を選ばない私ですが、小倉山荘のお菓子は「また食べたい」と思える特別な味。
どこか懐かしく、でも新しさもあって、食べながらほっとする時間をくれる存在です。
今では季節の限定商品が出るたびにチェックして、自分へのご褒美や手土産に選んでいます。
日常に少しだけ特別な時間をくれるお菓子。
小倉山荘との出会いは、和の魅力を再発見させてくれるような、温かくて豊かな体験でした。